カキ漬大根の作り方

秋田県の角館地方に「カキ漬大根」と呼ばれるユニークな伝統的料理があります。未脱渋のカキの果実をザクザク潰してそのまま漬け床にします。カキ漬大根は正月用のハレの日の漬物として登場します。
これは角館地方の在来品種の渋ガキである「雲然(くもしかり)柿」や「大塚柿」の果実を未脱渋のままザクザク砕いて漬け床として、適量の食塩を加えて大根を漬けるという、同地方に古くから伝わる漬物です。
例年11月中旬ごろに漬け込んで年明けにつけあがるようにします。カキの上品でほのかな風味を感じるハレの日のごちそうのひとつです。
渋ガキの果実を渋いまま使うので大根にも渋みがうつるのではないかと思いますが、漬け込み期間中に漬け床内でタンニンが不溶化するため大丈夫なのです。

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